クサビ式の救震棒とは

救震棒 -きゅうしんぼう-
考案者はおじいちゃん棟梁です。

『救震棒』は、既存の木造住宅・木造施設の耐震補強工法です。開発者は大工歴45年を超える棟梁。半世紀以上に渡って建て続けて職人技と、日本古来より受け継がれる伝統技術が融合されたクサビ式工法であることを最大の特徴とします。



既存建築物に特化した耐震補強工法

救震棒は、既存の木造住宅・木造施設専用として徹底的に考えてつくられた、まったく新しい耐震補強工法です。施工箇所は梁・桁などの横架材とコンクリート基礎。この2箇所を直径14.56mmの鋼棒で緊結させることで建築物の耐震性を向上します。外壁を撤去することなく補強ができるため、安価且つ効率的に耐震補強を実現できる性能があります。


 

一般的な筋交い
  • 壁倍率 1.0
  • 壁強さ倍率 1.96
救震棒
  • 壁倍率 4.7
  • 壁強さ倍率 5.65


施工中・施工後も変わらぬ生活が可能です

これまでの耐震補強は家具の移動が必要であったり、工事中は一時的な引っ越しが必要であったりしました。しかし、救震棒は違います。居住者に負担をかけない耐震補強を目指して考案されている為、施工中も施工後も普段と変わらぬ生活が可能となっております。


耐震補強工法を再定義する

既存建築物を改修・増築・リフォームなどする際は、風化や経年劣化と必ず向き合う必要があります。そこで、従来の耐震工法を見直し、既存建築物に見合った筋交いを『救震棒』が再定義しました。


耐震補強工法を再定義した箇所


耐震補強工法の再定義 1

「横架材と土台」「横架材とコンクリート基礎」を結束

一般的な筋交いや補強工法は、横架材と土台を結束します。しかし、それは新築を対象にした工法に過ぎません。『救震棒』は、年月とともに起こる風化・劣化などを考慮した結果、土台ではなくコンクリート基礎を結束する工法となりました。


 


耐震補強工法の再定義 2

木は腐るもの

シロアリ被害は木造住宅の宿命ですが、最も被害を受けやすいのはどの部材でしょうか。

答えは土台です。

特にキッチン・お風呂等の水回りは湿気が多く、土台が経年劣化しやすいのです。そのような懸念がある限り、既存建築物の補強に土台を利用できないと考えました。


 


震度6強の大地震でも倒壊ゼロ

『救震棒』の誕生のきっかけは阪神淡路大震災です。当時のテレビを見ていた棟梁が「己の培った知識と技術、そして経験の全てを生かして一役かいたい」という思いから『救震棒』は産声をあげたのです。

その後の日本で発生した東日本大震災・熊本地震において、『救震棒』で耐震補強された住宅は1棟も倒壊しませんでした。また、普段の生活の中で「台風や強風でも家が揺れない」という喜びの声も頂いております。